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私の出産体験記:気を失いそうになるほどの陣痛を乗り越えた先に待っていた感動(マヤ)


マヤ(子供3人&看護師)です。現在、高校1年生となった長男の出産体験談をストーリー形式でお届けします。

序章:出産に向けて準備がはじまる。前駆陣痛を体験

39週5日目、出産予定日の前々日に15分おきの陣痛を感じます。

「やばい、生まれるかもしれない!」

家に一人だった私は、いつでも入院できるようマイカーのトランクに入院セットを積んでいました。そのまま慌てないように、落ち着いて病院へ行こうと心に誓いを立てながら病院へ向かいます。

到着すると今までの陣痛は治まっているのを感じましたが、後にも引けずそのままノンストレステスト・・・。助産師さんがお腹にベルトを巻き付けているとき、何とも言えない罪悪感がありました(汗)

結局、前駆陣痛だったためそのまま帰宅しました。夫にも「まだみたい」と報告をし、その日は終了。翌日は夫の実家に行く予定があり、親戚一同が集まるとのことで、お昼ごろに到着しました。自宅から夫の実家までは約1時間。お腹は少し動けば張るといったいつも通りの体調でした。

第一章:オリモノが茶褐色に!不安を感じつつ、とりあえず寝る(笑)

夫の実家では体調良く過ごせていましたが、帰りの車で不規則な時間でやってくるお腹の張り、そして時々やってくる強い痛みを伴う前駆陣痛を感じます。「昨日みたいに病院へ行っても痛みが治まっちゃうから、少しだけだし、行かなくてもいいかな」という軽い気持ちで、帰宅しました。

帰宅後はお決まりのトイレへ。頻尿気味の私は、どこかへ到着するとすかさずトイレに行く習慣が身についていました。すると、「えっ?」と一瞬立ち止まってしまいました。オリモノが茶褐色になっているのです。そして、一気に不安になるのと同時に、出産が近いと悟った私は緊張感に襲われました。

トイレで用を終えたあと、今度は「グワッ!」と強く長い陣痛を感じました。何時間も前から小さな陣痛を感じていた私は、すかさず時計とにらめっこをしました。「でも、まだ時間の間隔が一定じゃない・・・」部屋を見渡せば、夫はすでに就寝していました。「えっ、どうしようか・・・とりあえず寝るか」とのんきな判決(笑)

第ニ章:本陣痛がキター!寝ている夫を叩き起こして病院へ

この日は一日中出かけていたためか、身体がだるくそして眠たい。陣痛の痛みを感じながらも布団に入り寝ました。陣痛の間隔は相変わらず不規則で、「まだまだ」と思いながらも無理やりでも寝る私・・・。それからしばらくして、もっと強い痛みが襲ってきました。

寝てから何時間経ったのか、すでに朝方になっていました。横に寝ている夫を叩き起こすと、寝ぼけた様子で「あー」と返事をしてからまた寝てしまう夫。「とりあえず陣痛の間隔を測らなきゃ」と陣痛が来るたびに時計を見ます。

3回ほど陣痛がきたあと、「ハッ!」と気づきます。「15分間隔になってるー!」もう心臓はバクバクです。二度寝していた夫を強く揺さぶり、「陣痛が来てる!今日だよ、今日!」私のただならぬ様子にさすがに驚いた夫は、布団をめくり着替えに走りました。

第三章:すでに子宮口が7㎝も開いていて、先生も驚く

家を出て車に乗るまで30mの距離ですが、この日ほど遠くに感じたことはありません。やっと車に乗って出発すると、運転中のかすかな振動でさえ、陣痛が来たときに響いて、気持ちも悪くなりました。

15分かかって病院に到着。時間は早朝7時でした。まだ玄関はあいていないので、2階にある夜間入り口に行かなければなりません。夫に支えられながらナースステーションまで歩きました。

看護師さんに事情を話すと、とっても冷静で落ち着いた対応。「こんなものなのか」と焦っている気持ちが落ち着きました。すぐに診察しますが、内診台に上がるのも一苦労です。内診すると「7cmも開いているよ」と先生が少し驚いていました。

内診した刺激によって、さらに陣痛の痛みが強くなりました。そのあと、処置をするとのことで、そのまま診察台にいました。看護師さんに「よく我慢していたね。もう7cmも開いているんだって」と言われ、「じゃあ、あと3cmか。でも、どのくらい時間がかかるのだろう・・・」と考えながら、もうすぐなのだろうなと思っていました。

第四章:陣痛に悶絶している私、となりでのんきな夫

1時間、2時間、そして3時間と、時間とともに徐々に強くなる陣痛と闘いながら、まだ子宮口は全開になりません。子宮口を確認するために、内診台のある隣の部屋まで移動しなければならない苦痛でした。

それなのに、のんきにも私に出たお昼を食べている夫・・・。しまいには、「まだ生まれないでしょ?」と、コンビニに行ってマンガ本を買ってくるという余裕っぷり。そこだけは今でも鮮明に覚えています(笑)

気絶するのかと思う陣痛の痛さで(もしかしたら、一瞬気を失っていたのかもしれない)、もう体力は限界に近いです。

そして、時計は午後に差し掛かっていたくらいでした。お腹の痛みというより、腰全体に重たい痛みがお尻のほうまで続きます。というより、痛みが続きすぎて麻痺している感じでした。

陣痛の間隔がどんどん狭くなっていき、同時にいきみが出てきました。いきみを逃すために肛門と尾骨の辺りを思いっきり押してもらうのがすごく楽で、夫に「いま!」と声掛けをしながら押し続けてもらいました。

第五章:いよいよ分娩台へ!そして我が子との初対面

そのあと、知らない間に取り付けられていたノンストレステストで、「分娩OK」の合図があって分娩室に呼ばれました。台の上にあがるときは、もう最後の力を振り絞った感じでした。これから出産をするというのに・・・。

台に乗ると同時にこれまで以上のいきみを感じ、看護師さんに「まだまだ!」と止められながら必死に我慢をしました。でも、いきみはもう我慢できません!子宮口は全開で、隣にいる看護師さんの「吸ってー、吐いてー、声出さないでいきんでー」という声に合わせて力を振り絞りいきみます。

やっといきめると思ったのも束の間、いきんで思い切り出したいのに、出てくれない苦しさを何度も繰り返す中、先生の神の声が!「頭が見えているよー」という言葉に「やっと会える!自分の子に会えるんだ!」と、頑張りに変わりました。

そして、何度かいきむと「ツルン!」という何かが出てきた感覚を感じ、その数秒後「オギャー!」と、とても大きな元気な泣き声が聞こえました。「泣いた。元気。良かった・・・無事に生まれた」と、まだ顔を見ない我が子の安否を確認できました。

すぐに私のお腹のそばに我が子を見せてくれて、真っ赤で大きな声で泣く姿は「かわいい」の一言でした。

終章:案ずるより産むがやすし!

立ち合い出産ではなかったので、看護師さんが夫を呼んでくれました。初めましての瞬間はとても緊張していたようで、夫は看護師さんに言われるがまま抱っこをしたりしていました。我が子を見た瞬間から、陣痛の痛みや出産の苦しみが一気に安堵と感動に変わり、世の中の母親を尊敬した瞬間でもありました。

こうして、3470g元気なかわいい男の子を出産することができました。母は強しです!このツライ出産を経験してもまた産みたいと思うのですから(笑)今でも鮮明に覚えている初産の感動は、私にとって一生の宝物です![完]

利用した病院

病院名:横田マタニティーホスピタル
住所:群馬県前橋市下小出町1-5-22
理事長:横田佳昌 先生
院長:横田英巳 先生

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