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私の出産体験記:促進剤で激痛地獄!でも、出産翌日にはもう2人目を産みたくなる不思議(はらだひな)


はらだひな(子供2人&身内に助産師)です。私のはじめての出産は、赤ちゃんが私の予定に合わせて産まれてきてくれました。そんな親孝行な赤ちゃん(←親バカ)の出産体験談をストーリー形式でお届けします。

序章:毎日話しかけて意思疎通?出産日をママに合わせてくれた?

36週0日(出産予定日4週間前)
正産期を迎えた私のお腹はまんまると大きくなり、体重も妊娠前より15キロ増加、むくみも出て動きづらいし、夜は動悸で眠れないなど、普段の生活に支障が出ていました。

正直、「早く産んで楽になりたい!」と思ってましたが、1週間と5日後(出産予定日の2週間と2日前)に、私の姉の結婚式があり絶対に参列したかったので、「◯月◯日までは、お腹のなかにいてね~。ゆっくりでいいからね~」と、毎日のようにお腹に向かって話しかけていました。経過も順調でいつ産まれてもいい状態だったので、必死に声掛けしてました(笑)

そのおかげか姉の結婚式まで赤ちゃんはお腹の中にいてくれて、無事に参列することができました。そして、姉の結婚式を終えてから、「待っててくれてありがとう。もういつ産まれてきても大丈夫だよ」と、再びお腹に向かって話すようにしました。(この時はもう早く産みたい願望でした)

第一章:その2日後。はやくも出産の前兆「おしるし」がキタ!

38週0日(出産予定日2週間前)
朝いつも通りトイレへ行くと、おしるしらしきものがナプキンに付着しており、「おお!これはもう産まれるか?」と1人で大興奮してました。ちょうど検診日だったので、大きな期待と少しの不安を抱き、いざ病院へ!

私:先生!今日おしるしらしきものがありました!もうすぐですか?
先生:ん~子宮口がまだ1センチなので、まだ産まれそうに無いですね
私:(まじか(・・;))

「おしるし=もうすぐ出産!」という感じだったので、私は1人でハラハラしただけでした(笑)でもその日の夕方、やっぱりなんとなくソワソワして、胎動も少なくなった気がしました。

「もしかしたら出産の前兆?今日か明日産まれるのかな?」と思い、私はいつお産になってもいいように家中を掃除したり、入院グッズを再確認して枕元に置いたりと万全な体勢にしました。

そして「準備できたよ。いつでも良いからね」とお腹に話しかけ眠りにつきました。ほんと、検診ではまだと言われたものの、不思議と赤ちゃんが産まれてきそうな気がしたんです。

第二章:いきなり破水!?でも破水する予感がしてた

38週1日(出産予定日1週間6日前)午前4時ごろ
これもなんとなくだったのですが、「破水したら大変だから、大きめのナプキンをつけておこう」と、前日につけて寝たのですが、そのナプキンが濡れている感じがして目を覚ましました。確認してみると、大量になにかを吸水したナプキンが!

「もしかして破水?」と少し驚いたり、「あ~大きめのナプキンつけておいて良かった」とか「やっぱり出産キター!」などと呑気なことを考えたり、頭のなかは忙しかったです(笑)

しかも、ちょっと下腹部がジーンとした痛みが不定期ですが、来ているのに気づいて陣痛だと思いました。とりあえず、破水かもしれないからと病院へ電話しようとしたそのとき、

「ビチャーーー!」

と無意識に大量になにかが流れ出る音が。下を向くと「あ、これ絶対破水だ」と確信できるほどの水が流れ出てました。このとき少し冷静に「ヤバイ」と思い、病院へ即電話!すぐ病院に行くことになりました。

第三章:陣痛が来ない、でも破水したから即入院!

午前5時ごろ
下腹部にバスタオルでぐるぐる巻きにした状態で、陣痛タクシーに乗って1人病院へ(この日、主人は仕事で不在でした)。着いたらひとまず内診したり、モニターをつけて助産師さんが確認。

「子宮口もまだ1センチだし、赤ちゃん下りてきてないからちょっと時間かかるね。でも、破水はしているから今から入院ね」と言われ、即入院。このとき自宅で感じていた陣痛らしき痛みは遠退いてしまい、私は1人ポツンと陣痛室で陣痛が来るのを待つことに。

午前9時ごろ
少し遅めの朝御飯をもらい、再び内診。このときも子宮口は2センチほど。このとき担当医が様子を見に来てくれて「日をまたぐまでに産まれると良いですね」とボソッと言われました。「え?そんな時間かかるの?早く産みたいよ~」と内心思いました(汗)

第四章:遠退く陣痛!のん気にしてたら促進剤で激痛地獄!

午前10時ごろ
陣痛がまったく来る気配が無く、助産師から「破水してるし、今日明日中に産まないといけないから促進剤で陣痛を促すね」と言われ、促進剤(点滴)を打つことに。点滴は手の甲に打たれ、促進剤が効くのを待っていると、主人が仕事から帰って病院へ来てくれました。

私:破水してるから、促進剤打つんだって。赤ちゃんまだ時間かかるみたい
主人:そっか
私:だから帰っていいよ。ここにいても暇でしょ
主人:え!?

私は、仕事帰りの主人に少し休んでもらおうと思い、自宅へ帰しました(なんという優しさ)。というか、一緒にいても横でスマホゲームしてるだけで、ちょっと目障りだったというのが本心

午前11時ごろ(促進剤を打ってから45分)
促進剤を打ち、呑気にテレビを見たりベッドでゴロゴロしていると・・・「ギューーーーーーーン!」と急に下腹部に痛みが!自宅で感じた痛みよりはるかに痛い!お腹につけていたモニターも急激に動きだし、ついに遠退いてた陣痛が戻ってきました。陣痛アプリですぐ間隔を測ると、5分間隔(汗)

すぐ、近くの助産師に声をかけました。状況を伝えると「あら、効きが早かったね」と笑顔で答えられ、今後の痛みに恐怖しかありませんでした。

午前12時ごろ(促進剤を打ってから2時間)
このとき陣痛の痛みはさらに増し、下腹部と恥骨、腰から骨盤のあたりまで痛み、1人もがいてました。猛烈な痛みにもだえる私はベッドの鉄の柵を、へし折るんじゃないかと思うくらいの強力で握ってました。そして主人を帰してしまったことを後悔。

助産師が付きっきりでいてくれるわけではなく、陣痛が来たときは自分で腰をさすって痛みを和らげようともしてました(笑)間隔は4分くらいでしょうか。触診で子宮口は6センチ開いてました。陣痛の痛みが30秒ほど続くのですが、あきらかにどんどん痛みは増して、陣痛中は会話すらできないような状態でした。

痛みにもだえるなか、主人が戻ってきました。そして助産師指導のもと、主人が私の腰をさすってくれました。このとき、「やっとさすってくれる人がいる~!」と私は主人が天使に見えました(笑)(でもさすり方が下手で全然痛みが和らげない)

促進剤の効果は個人差があるようですが、私の場合は少量でものすごく効いたらしく、助産師も陣痛の進行が早くて驚いてました。おかげでいきなりの激痛を味わいました。

第五章:いよいよ陣痛室から、鬼の形相で分娩台へ!

午後2時ごろ
陣痛の間隔は2分くらい。陣痛室で必死で声を出さずにもがいてました。トイレに行きたいけど、陣痛の間隔が短いから行けず、我慢してるような漏れちゃってるような、とにかく痛すぎてよくわからない状態。もはや頭は陣痛の痛みでパニック状態。

踏ん張りたいけど「まだ踏ん張っちゃダメ!」と踏ん張るのを我慢させられ、それが一番辛かったです。とにかく痛みのピークのときは、フーフーと大きく息を吐いて痛みを逃がしてました。

午後2時30分
触診してもらうと、子宮口はほぼ全開に近く、急いで隣の分娩室へ。ベッドのまま移動してくれるかと思いきや、まさかの助産師から「歩いて移動できますか~?」と一言。「歩けないわ!」とツッコミたかったですが、そんな余裕もなく言われるがまま、亀のスピードで隣の分娩室へ。このとき歩いてる途中で赤ちゃん産み落とすんじゃないかとヒヤヒヤでした(笑)

午後2時45分
無事に分娩台へ到着。「やっと踏ん張れる!!」と少し気持ち的に楽でした(陣痛は最高潮に痛かったですが)。助産師がぞろぞろ出てきて、いろいろ話しかけてくれますが、すでに私は憔悴していてほぼ受け答えせず(笑)「とにかくこの痛みから解放されたい。自然分娩じゃなくても良いから早く産みたい」とそればかり考えてました。

立ち会いしてくれた主人の「がんばって」の言葉になぜか軽くイラつきながら、助産師の指導のもと呼吸法を変えたり、踏ん張ったり、赤ちゃんが出て来るまでとにかく集中してました。

助産師:赤ちゃんの頭見えてきたよ~お母さんもうちょっとだよ~
私:・・・はい!(このとき鬼の形相)
助産師:先生まだかな~?間に合いそう?(他の助産師に聞く)
私:(え、まだ来てないの?)
助産師:次の陣痛で出しちゃおうね~
私:・・・はい!(え!もう!?)

ここでようやく先生到着(かなりギリギリ)
先生:あーもうこれ産まれますね。切開しますね→ジョキンッと会陰切開
私:(なになに!もう産まれる!?)

第六章:ついに赤ちゃん誕生!自然と涙が溢れる

そうこうしているうちに次の陣痛が!

助産師:はい踏ん張ってー!
私:うおぉぉぉぉ!!(再び鬼の形相)

全身の力を振り絞って、思いっきり踏ん張りました。

助産師:上手上手!あれ?でもちょっとまた引っ込んじゃったみたい
私:(え!引っ込んだ!?)
助産師:よし、あと3回踏ん張って産んじゃおう!さー踏ん張ってー
私:(うおぉぉぉぉぉ!)※このとき声を出すのも辛いので心の中で叫びました

午後3時15分
助産師と先生の声かけに合わせ、目一杯踏ん張りました。すると「にゅるるん!」と一気に赤ちゃんが私のおまたの間から出てきました。それと同時に「おぎゃー」と元気な産声が!

すぐに助産師が赤ちゃんをタオルに巻いて私の胸元へ来てくれました。まだ産まれたばかりの赤ちゃんの温もりを肌で感じると、不思議と涙が溢れてきました。あのときの光景は今でも鮮明に覚えています。出産予定日の約2週間前の出産でしたが、3300グラムの元気な赤ちゃんを出産しました。

出産し終えたら、楽になってやっと休めるのかと思っていたのですが、胎盤の処置や洗浄、会陰切開の縫合があったりと、出産後も痛いことは続きます(汗)それに、会陰切開の麻酔が切れて陰部の痛みがあったり、後陣痛があったりと、ゆっくり体が休まるときはありませんでした(涙)

まとめ:はじめての出産で思ったこと

はじめての出産を経験して思ったことは、

  • 毎日お腹に話しかけてたから、きっとこの日に産まれてきてくれた。
  • よくドラマで見る「うお!陣痛ー!救急車ー!」みたいに急に立てなくなるような感じじゃなかった。
  • 呼吸法はヒッヒッフーではなかった。
  • 出産するときよりも陣痛のほうがはるかに痛かった。
  • 陣痛中に「痛いー!」と叫ぶより静かにもがいてたほうが体力温存できて良かった。
  • 先生は出産間際にきて処置終えたらすぐいなくなってしまう。
  • 出産後はいろいろな痛みでゆっくり休めない。
  • よく産まれてきたら陣痛の痛みを忘れると聞きますが、なかなか忘れられない(笑)

など、私の出産の想像とわりと違ったと思いました。でも、なにより無事に産まれてきてくれたことを嬉しく思いましたし、大事な大事な思い出です。憔悴しきるほど、痛みに耐えた出産でしたが、この幸福感をまた味わいたいと思い、出産した翌日には「もう1人産みたい!」と話していた私でした(笑)[完]

利用した病院

病院名:中東遠総合医療センター
住所:静岡県掛川市菖蒲ヶ池1番地の1
院長:名倉英一 先生

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