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ディアナチュラの葉酸サプリは妊婦向けなのか?徹底調査してみた

アサヒフードアンドヘルスケア株式会社の「Dear-Naturaディアナチュラ葉酸」ですが、「価格が安い」という口コミで人気のようです。安いのには理由がありますので、なぜ安いのか?妊婦が飲んでも大丈夫なのか?日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザーが辛口でレビューします。

アサヒフードアンドヘルスケア株式会社の「ディアナチュラ葉酸」をプロが辛口チェック

飲みやすさ(粒の大きさ、ニオイ、味)

ディアナチュラ葉酸のパッケージ写真
ボトルのフタがやや硬めですが、パカっと開くので、開け閉めはしやすいです。

ディアナチュラ葉酸の粒

大きさ
粒は直径0.8cm、厚みは0.45cmで、少し厚みがありますが、ベルタ葉酸サプリより若干薄いです。大きさも、ベルタより一回り小さいです。1日1粒で良いので、少量の水でも楽に飲むことができます。

におい・味
ニオイはなくて、味もほとんどありません。ごく微量の鉄の味が感じる程度です。粒の表面はつるりとしていて飲みやすいです。つわりの時でも楽に飲めると思います。


プロの辛口評価

舌触りはツルッとした感じで、無味無臭と言って良いレベルなので、違和感なく飲めます。


会社・代表者の信頼性

アサヒフードアンドヘルスケアといえば、「アサヒビール」でお馴染み「アサヒ」のグループ会社です。昭和4年に「大日本麦酒株式会社」としてスタートし、平成6年に「アサヒフードアンドヘルスケア」として設立された「食品事業」を中心にした会社です。

主な商品としては、

  • ミンティア
  • バランスアップ
  • 一本満足バー
  • エビオス錠
  • スリムアップスリム

などを販売しています。特に、ミンティアはタブレット菓子の売上No.1です。エビオス錠は1930年(昭和6年)から販売している超ロングセラー商品です。他にもスキンケア商品として「素肌しずく」というプラセンタ化粧水も人気です。

ディアナチュラは、井川遥さんを起用したCMも放映されていますので、見たことがある人も多いと思います。

代表は唐沢範行さんで、ホームページ上は顔写真入りで挨拶文を載せています。食品会社の最大の責務である「安全・安心」について、徹底した品質・工程管理を行っていくと宣言しています。「アサヒグループ」ということで、会社の信頼性は言うことなしです。


プロの辛口評価

安心と信頼の「アサヒ」ブランドです。


品質・製造工程

「健康補助食品GMP」を取得した国内自社工場にて製造しています。「アサヒ研究所」という研究施設にて、賦形剤を極力少なくなるように、飲みやすくなるように自社で研究して、香料、着色料、保存料は無添加にこだわっています。使用する原材料は一つ一つ安全性を確認し、自社の規格や基準を満たすもののみを使用しています。

また、サプリメントと医薬品の飲み合わせ情報についてもお客様相相談室でフリーダイヤルで相談できるなど、サポート体制も整っています。薬の名前を伝えれば、飲み合わせ可能か調べてくれるそうです。病気持ちの人には良いサービスですね。


プロの辛口評価

GMP取得の自社工場で製造されていますので、責任感を感じます。


原材料、添加物の信頼・安全性

ディアナチュラ葉酸の裏面

マルチトール、セルロース、グリコール酸Na、V.B6、ステアリン酸Ca、葉酸、V.B12

栄養素は、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12だけというシンプルな構成です。添加物は、マルチトール(賦形剤)、セルロース(製造用剤)、グリコール酸Na(増粘剤)、ステアリン酸Ca(製造用材)、いずれも問題となるような添加物ではありません。

香料、着色料、保存料は無添加で、安全性の高い添加物を使用しています。ただ、大部分が添加物であり、栄養割合は低いのが微妙です。


プロの辛口評価

妊婦の人におすすめできないような添加物は使われていませんが、大部分が添加物なのが微妙ですね。


配合成分の過不足

ディアナチュラ葉酸は鉄が入っていませんので、妊娠前~妊娠初期までの葉酸サプリとして成分チェックしていきます。( )内は妊娠初期の量。

ディアナチュラ葉酸 推奨摂取量 平均摂取量 耐容上限量 判定
葉酸(μg) 400 640 243 1000
ビタミンB6(mg) 3.0 1.2(1.4) 0.95 45
ビタミンB12(μg) 6.0 2.4(2.8) 4.3 なし
ビタミンC(mg) 0 100(110) 69 なし
鉄(mg) 0 6.5(9) 6.5 40
カルシウム(mg) 0 650 430 2500

葉酸の種類は、モノグルタミン酸型の葉酸(合成葉酸)です。

「ビタミンC」が配合されていませので、同じ摂取タイミングで別途ビタミンCを含む食材を摂取しないと、葉酸を体内で活性型にすることはできません。鉄も配合されていません。鉄は妊娠初期から2.5mgの付加が推奨されていますので、妊婦向けのサプリメントとしては心細いです。

そして、一番気になるのがカルシウムも配合されていない点です。おそらく、これが激安価格を実現している要因だと思います。葉酸サプリメントはカルシウムで容量を補わないと、ほとんどが賦形剤のカタマリになってしまいます。原料のほとんどが還元麦芽糖(マルチトール)というわけです。

還元麦芽糖は大量摂取すると、ゆるくなってゲリゲリするくらいで、安全性に大きな問題のある原料ではありません。ですが、栄養素ではありません。サプリメントは栄養補助食品ですので、栄養にならないものがたくさん入っていれば、当然サプリメントとしての商品価値も下がります。なので、それ相応の安い価格になっているのだと推測できます。


プロの辛口評価

安いのが魅力のディアナチュラシリーズですが、価格相応のサプリメントと言えます。

結論:安全面では問題ないが栄養面は微妙。大部分が賦形剤?

総合評価B-

アサヒフードアンドヘルスケア株式会社の「ディアナチュラ葉酸」ですが、60粒入り(60日分)で540円(税抜)という激安価格です。その圧倒的な安さは口コミでも評判です。香料・着色料・保存料は無添加で、毎日飲み続けるには価格も安全性も気になる妊婦の人でも頼もしいサプリメントです。

ですが、サプリメント選びは価格帯が安ければ良いというものではなく、安すぎず高すぎないサプリメントを選ぶのが基本となります。高すぎたら続けられないですし、安すぎるのは品質に問題がある場合が多いです。

ディアナチュラ葉酸の場合は、毒性の疑われる危険な添加物は使われていません。その点は妊婦でも安心できます。ですが、栄養面をチェックしてみると、決して栄養素の高いサプリメントとは言えません。ビタミンC、鉄、カルシウムが含まれていないのです。

これらが含まれている「マルチビタミンミネラル」タイプのサプリメントが、添加物を最小限にできるためおすすめです。

葉酸の必要量はμg(マイクログラム)という非常に小さい単位ですので、他の栄養素で補ってあげないと賦形剤のカタマリのサプリメントが出来上がってしまいます。なるべく栄養素が複合的に入っている「マルチビタミンミネラル」タイプを選ぶことが、葉酸サプリメント選びでは大切となります。

ディアナチュラ葉酸は香料・着色料・保存料無添加で、有名メーカーのAsahi発で、価格も安くて魅力的です。ですが、カルシウムが入っていない分(容量)を何でカバーしているのか、妊娠初期から付加が推奨されている鉄はどうするの?という不安には対応できていない商品と言えます。

ディアナチュラシリーズでは、他に「鉄・葉酸」「鉄&マルチビタミン」という鉄を配合した商品もありますが、こちらは葉酸が200μgしか摂れません。カルシウムも相変わらず入っていないようです。

危険性のある添加物は入っていませんが、栄養面の充実を考えると、もう少し価格が高くて、栄養素の充実したサプリメントのほうが添加物の割合も減りますので、おすすめです。

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