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和光堂のママスタイル葉酸キャンディは添加物が盛りだくさんです。

和光堂株式会社のママスタイル「葉酸キャンディ」ですが、「普通のキャンディーと同じ感覚で葉酸を摂取できる」と口コミでも人気の「ノンシュガーキャンディ」です。ノンシュガーということは、砂糖の代わりに添加物が使われていますので、危険性はないのか安全なのか、レモン味、巨峰味、グレープフルーツ味まとめてレビューしてみます。

和光堂の「葉酸キャンディ」をプロが辛口チェック

飲みやすさ(粒の大きさ、ニオイ、味)

レモン味
ママスタイル葉酸キャンディレモン味のパッケージ写真
ママスタイル葉酸キャンディレモン味の中身
巨峰味
ママスタイル葉酸キャンディ巨峰味のパッケージ写真
ママスタイル葉酸キャンディ巨峰味の中身
グレープフルーツ味
ママスタイル葉酸キャンディグレープフルーツ味のパッケージ写真
ママスタイル葉酸キャンディグレープフルーツ味の中身


【レモン味】
直径2cmほどの大きさで、球体ではなく平たい丸型で飴です。レモンのニオイは若干しますが、薬品のような臭いがしますので、苦手な人は苦手かも知れません。かなりレモンの味が強く、レモンの香りが口の中に広がります。甘さ控えめの中に、さわやかなすっぱさを感じます。

【巨峰味】
サイズや形状はレモン味と同じです。巨峰のニオイがしっかりとしていて、甘い香りがします。しかし、口に入れると、ニオイほどぶどうの味はせず、グレープジュースや葡萄ゼリーのようなみずみずしい感じです。甘さも控えめなので、食べ終わったあともそこまで甘さが口に残りません。

【グレープフルーツ味】
サイズや形状は同じ。グレープフルーツの爽やかなニオイがします。口に入れると、少しスーっとしますが、グレープフルーツ特有の苦味はありません。巨峰味と同じく、甘すぎずすっきりしているので、後味も良いです。

プロの辛口評価

まさに「キャンディ」です。普通のおやつ感覚で舐めるだけという手軽さです。


会社・代表者の信頼性

和光堂株式会社は、明治39年に日本の小児科の生みの親・弘田長さんが創設した会社です。創業以来「ずっと、赤ちゃん品質」を掲げ、国産初の育児用ミルクの発売など「安全・安心」をベースにした商品を販売し続けています。

有名な商品は「牛乳屋さんのカルシウム」を筆頭とする牛乳屋さんシリーズ、乳幼児向けの「ミルふわ」シリーズがあります。

代表は岩上伸さん、ホームページ上で顔写真入りでメッセージを寄せています。2006年には生産・物流の効率化により、アサヒグループの一員となっています。同時に東京にあった工場は閉鎖され、2014年には静岡工場も閉鎖されています。

「会社として縮小気味なのかな?」と感じてしまいますが、ホームページ上では更新情報も頻繁に流していますし、新商品も発売していますし、アサヒのバックアップもありますので、心配することはないと思います。


プロの辛口評価

日本に小児科があるのは、和光堂の創設者のおかげです。


品質・製造工程

栃木の自社工場では、HACCP(総合衛生管理製造過程)システムの自主運用に加えて、GMPに基づいた製造・品質管理を行なっています。

また、TPM(生産システムのパフォーマンスを最大限に引き出す手法)、ISO22000(食品安全マネジメントシステム)、GFSI(国際食品安全イニシアチブ)承認規格の一つであるFSSC22000を取得するなど、万全の安全・品質管理を行なっています。

ただし、栃木工場で製造しているのは育児用ミルクなどの「乳製品」のようで、ママスタイル葉酸キャンディがこの栃木工場で作られているのかは不明です。実際、乳製品ではない食品には異物混入が何度も発生して、自主回収しています。

2015年1月:「グーグーキッチン五目中華どん」にナトビハムシが混入(参照:PDF資料
2015年1月:「BIGサイズのグーグーキッチンごろごろ肉じゃが」に昆虫購入(参照:PDF資料
2016年8月:「栄養マルシェ 鶏とおさかなのベビーランチ」に樹脂片混入

乳幼児向けの食品を扱っているにも関わらず、この品質管理状況は異常だと思います。一度、ペヤングの「まるか食品」のように業務停止して、工場の管理体制を徹底的に見直したほうが良いのではないでしょうか。


プロの辛口評価

育児用ミルクは、GMP、HACCP、TPM、ISO22000、FSSC22000を取得した工場で製造という盤石体制ですが、他の食品は異物混入が何度も起きていて不安が残ります。


原材料(添加物)の信頼・安全性

レモン味
ママスタイル葉酸キャンディレモン味の裏面

還元パラチノース、還元水飴、レモン果汁、エリスリトール、酸味料、香料、紅花色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、V.B6、葉酸、V.B12

巨峰味
ママスタイル葉酸キャンディ巨峰味の裏面

還元パラチノース・還元水飴・巨峰果汁・エリスリトール・酸味料・香料・着色料(赤キャベツ・クチナシ)・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)・V.B6・葉酸・V.B12

グレープフルーツ味
ママスタイル葉酸キャンディグレープフルーツ味の裏面

還元パラチノース、還元水飴、グレープフルーツ果汁、エリスリトール、酸味料、香料、着色料(赤キャベツ、クチナシ)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、V.B6、葉酸、V.B12

グレープフルーツ果汁
グレープフルーツの果汁は、エストロゲンの分解速度を遅くして、エストロゲンレベルを上げてしまう可能性があります。妊娠中に毎日摂取するものではありません。

還元パラチノース
砂糖の代わりとなる甘味料です。ほとんどの人には安全ですが、遺伝性果糖不耐症のような果糖代謝の障害がある人は避けたほうが良いです。

エリスリトール
ブドウ糖を原料に酵母を発酵させた糖アルコール(糖質甘味料)です。大量摂取すると緩くなるくらいで、大きな問題はありません。

酸味料
元々は食品に含まれる酸ですので安全なものですが、「酸味料」で一括表示されていて、どの酸味料が何種類使われているのか不明です。

香料
こちらも同様に、どの香料が何種類使われているのか不明です。

紅花色素
紅花の「花」自体は妊婦は摂取してはいけません。堕胎作用や月経刺激、子宮刺激作用を持つ花だからです。しかし、「色素」は花から抽出したもので別となります。しかし、100%安全性かと言うと、微妙な色素です。

クチナシ
クチナシは、クチナシ赤色素、クチナシ青色素、クチナシ黄色素があり、黄色素の場合はラット実験で毒性が認められています。

アセスルファムK
2000年に認可された添加物で、砂糖の200倍の甘みのある甘味料です。自然界に存在しない化学合成物質で、体内のホルモンや免疫への影響が懸念されている添加物です。

スクラロース
2002年に認可された添加物で、砂糖の600倍の甘みがあります。やはり自然界にほとんど存在しない有機塩素化合物ですので、ホルモンや免疫への影響が気になります。


プロの辛口評価

香料、着色料、甘味料・・・健康に良いとは思えない添加物のフルコースです。甘味料は2種類も使っています。グレープフルーツの使用も妊婦さんにはおすすめできません。


配合成分の過不足

和光堂のママスタイル葉酸キャンディは、鉄が入っていませんので、妊活~妊娠初期まで用として成分チェックしていきます。( )内は妊娠初期の量。

葉酸キャンディ 推奨摂取量 平均摂取量 耐容上限量 判定
葉酸(μg) 400 640 271 1000
ビタミンB6(mg) 1.8 1.2(1.4) 0.92 45
ビタミンB12(μg) 2.4 2.4(2.8) 4.8 なし
ビタミンC(mg) 0 100(110) 69 なし
鉄(mg) 0 6.5(9) 6.7 40
カルシウム(mg) 0 650 441 2500

合成の葉酸です。グレープフルーツ味、レモン味、巨峰味、いずれも同じ成分量です。

ビタミンB6とビタミンB12は含まれていますが、ビタミンC、鉄、カルシウムは含まれていません。「キャンディ」と名のつくくらいですから、サプリメントとして鉄やカルシウムをしっかり摂ることは最初から考えていないのだと思います。

しかし、そうだとしてもビタミンCが含まれていないのが微妙です。ビタミンCは葉酸を体内で活性型に変換してくれる役目を持ちますので、葉酸とビタミンC(もちろん、ビタミンB6とビタミンB12)を一緒に摂ると体内で効率よく働いてくれます。

キャンディタイプということは、食事のタイミングではなくて、間食のタイミングに口にすることになると思います。つまり、同時期にビタミンCを摂取する状況にはないのです。

ビタミンCは水溶性ビタミンですので、体内に入れても3~4時間後には排出されてしまいます。体内に留まっているうちに栄養として吸収させないといけません。例えば12時にお昼ごはんをたべて、15時以降にトイレに行ったら、もう排泄されてしまっている可能性があります。

よって、キャンディなら手軽に摂取できると思いきや、食事後2時間以内に摂取しないといけなくなるなど、あまり効率の良い配合成分ではありません。しかも、食事でビタミンCが獲れてない可能性もあり得ます。

鉄やカルシウムは無視したとしても、キャンディタイプならビタミンCは添加しておいて欲しかったところです。


プロの辛口評価

鉄やカルシウムはもちろん、体内で葉酸を有用に働かせるビタミンCも含まれていません。

結論:キャンディタイプをわざわざ選ぶのは妊婦としての意識が低い

総合評価C

「葉酸キャンディ」を販売している和光堂株式会社は、明治39年に東京帝国大学(現在の東京大学)に、初めて日本に小児科を設けた弘田長博士が創設した会社です。タブレットタイプのものは複数社発売されていますが、キャンディタイプのものは和光堂だけだと思います。

サプリメントという形状ではなく、見た目も完全に「キャンディ」ですので、おやつ感覚で好きな時に舐めながら、手軽に葉酸が摂取できてしまいます。

しかし、単なるキャンディではなく「ノンシュガー」のキャンディタイプにしたことで、甘味料を始めとする添加物が多く使われています。特にアセスルファムKとスクラロースをダブルで使っています。これらは砂糖と違って体内で代謝・分解されることなく、体中をめぐって排泄されます。

「排泄されるのなら問題ないのでは?」と思うかも知れませんが、本来は体内で代謝・分解されて、残ったものが排泄されるのが人体の正常な働きです。体の部位ごとに適切な状態に処理して通過していくわけです。ところが、代謝・分解されないということは、異物のまま体中を駆け巡るということです。

その影響か、アセスルファムKは妊娠ネズミを使った実験、スクラロースでは妊娠ウサギに使った実験で、異常が確認されています。もちろん、動物実験で問題があったからヒトにも問題が出るとは限りません。厚生労働省は「安全だ」と判断したから許可した添加物です。

しかし、「葉酸キャンディ」には、甘味料だけでなく、酸味料、香料、着色料も使われています。これらは栄養とは何ら関係のない不要な添加物です。

添加物の多さも問題ですが、何より葉酸は他のビタミン類(特にビタミンB群とビタミンC)と一緒に摂ることで、体内でより働いてくれます。そのため、食事のタイミングではなくて間食のタイミングで舐めることが前提の葉酸キャンディの場合、ビタミンCも添加するべきですが、添加されていません。

サプリメントからは不要な添加物を摂るのではなくて、葉酸をしっかり働かせてくれるビタミンB群、ビタミンCや、日頃不足しがちなカルシウム、妊婦の付加量が設定されている鉄がバランス良く摂れるサプリメントをおすすめします。

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