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ヤマノ葉酸サプリの添加物や成分を口コミレビュー!

ふれあい生活館ヤマノ(株式会社ヤマノ)の葉酸サプリは、乳酸菌や食物繊維を配合していて「少々高いけど、品質は良さそう」とのことで、口コミでも評判です。実際のところ価格相応の価値があるのか、サプリメントのプロが辛口でレビューしてみます。

株式会社ヤマノの「葉酸サプリ」をプロが辛口チェック

飲みやすさ(粒の大きさ、味、ニオイ)

ヤマノの葉酸サプリパッケージ
ヤマノの葉酸サプリ粒
直径7mm平たい丸型で、パイナップルのようなフルーティなニオイがほのかに香ります。水と一緒に口に入れるとすぐに溶け出し、フルーティな香りが口中に広がりますが、味はしません。


プロの辛口評価

小粒のため、無理なく飲めますが、パイナップル風の香りが口中に広がりますので、つわり時期だと賛否が分かれると思います。


会社・代表者の信頼性

株式会社ヤマノは、1987年に九州で「クエン酸(酢)」 の販売からスタートした会社です。国内で初めて「マカ」の販売を開始した会社でもあります。会社理念は「天然素材を活用して健康と美の提案をする」、会社目標は「日本一女性にやさしいサプリメント会社を目指す」とあり、会社の理念と商品がマッチしています。

福岡県北九州市に本社を構えつつ、香港や上海にも会社を構えてグローバルに活動しています。取り扱い商品は「マカ」「キャッツクロー」「カムカム」がメインのようです。この3商品は「メディカルサプリメント」として、一部の薬局や美容外科でも取り扱っています。

代表は山本九州男さん。会社ホームページでは笑顔の写真とともメッセージを寄せています。ただし、メッセージ内容がやはり「マカ」を中心に、キャッツクローやカムカムの話になっていて、葉酸サプリが蚊帳の外状態なのがちょっと寂しいです。


プロの辛口評価

「マカのメーカー」感が強いですが、事業内容と取り扱い商品に一貫性があるのは良いですね。


品質・製造工程

賦形剤(凝固剤)の量を栄養素で減らしている。日本食品分析センターにて「放射性セシウム」「放射性ヨウ素」の分析試験済み。ということはわかるのですが、どんな工場でどのように製造されているのか情報がありません。

マカの説明では、ISO9001取得、JAS認定、GMP認定の工場で製造・管理していることが書かれていますが、葉酸サプリに関してはこれらの情報が書かれていません(2015年4月16日時点)。葉酸サプリの製造・管理はあまりこだわってないのでしょうか?ホームページには必要な情報の記載がなく、逆に薬事法に触れる表現が多く見受けられます。直したほうが良いと思います。


プロの辛口評価

どんな工場でどのように製造・加工・管理されているのか、こだわりが伝わってきません。


原材料、添加物の信頼・安全性

食物繊維(難消化性デキストリン)、乳酸菌、卵殻Ca、鉄、ショ糖脂肪酸エステル、香料、VB6、VB12、葉酸(本品は原料の一部に卵、乳を含みます))

主原料は食物繊維(難消化性デキストリン)です。どうもろこしから作られたでんぷんの一種(パインファイバー)のことです。難消化性デキストリンの入っている健康食品は、国に申請すればトクホとして認められます。

原材料の中で明らかに添加物と言えるのは「ショ糖脂肪酸エステル」と「香料」です。DHCの葉酸ネイチャーメイド葉酸(大塚製薬小林製薬の葉酸 鉄 カルシウムにも使われている滑沢剤です。

ショ糖脂肪酸エステルは一部で「催奇形性の疑いがある」という出所不明の情報が出回っていますが、そんなことはありません。ラットの実験でも催奇形性は見られていません。

ただし、ADI(毎日摂取しても影響が出ない量)が体重1kgあたり20mgに設定されていますので、積極的に摂るべきものではありません。

次に、問題なのは香料です。一般的に、香料はいくつもの品目をブレンドして香りを作り出します。その中に毒性の強いものが含まれていることがあり、注意が必要です。ですが、ヤマノの葉酸サプリの場合は「パインフレーバー」一つで作り出しているようです。パインフレーバーは特に毒性の報告もありませんので、安全性は高いです。

ただ、香料が必要か不要かで言ったら「不要」です。何の栄養もありませんし、大量に摂取してカラダに良いものでもありません。また、卵と乳を使っていますので、アレルギー体質の人は注意が必要です。それでも、特に問題となる原材料や添加物は使われていません。


プロの辛口評価

主原料が食物繊維になっていて、賦形剤の量が少ないのが良いですね。


配合成分の過不足

ヤマノ葉酸サプリは、鉄が12mgですので、妊活中~妊娠初期までの葉酸サプリとして成分チェックしていきます。( )内は妊娠初期の量。

ヤマノ葉酸サプリ 推奨摂取量 平均摂取量 耐容上限量 判定
葉酸(μg) 400 640 271 1000
ビタミンB6(mg) 4 1.2(1.4) 0.92 45
ビタミンB12(μg) 2.4 2.4(2.8) 4.8 なし
ビタミンC(mg) 0 100(110) 69 なし
鉄(mg) 12 6.5(9) 6.7 40
カルシウム(mg) 190 650 441 2500

葉酸の種類は、モノグルタミン酸型の葉酸(合成葉酸)です。ヤマノさんはマカは天然にこだわっているようですが、葉酸は合成でした。厚生労働省の推奨は合成葉酸ですので、これは問題ありません。

葉酸と一緒に働くビタミンB6、ビタミンB12は含まれていますが、ビタミンCが含まれていません。葉酸を体内で活性型にするには、食事から同時間帯にビタミンCを摂取している必要があります。

鉄は12mgは、妊娠中期・妊娠後期では妊婦の平均摂取量6.1mgを追加しても18.1mgにしかなりません。妊婦の推奨量には達しませんので、妊娠中期・後期用としては物足りないです。ですが、妊娠初期には十分足りています。ですが、

カルシウムに関しては賦形剤の量を減らす意味での量としては、難消化性デキストリンが入っていますので、190mgでも十分です。ただ、妊婦の推奨量に31mg足りません。この程度であれば食事で挽回はできるかなとは思いますが、難消化性デキストリンよりも、カルシウムの量をもうひと押し欲しかったところです。

※2016年5月30日追記

葉酸はオーガニックレモン由来の天然葉酸にリニューアルされていました。これで鉄が15mgあれば妊娠中期以降用として使えますが、12mgとやや足りないです。さらに、ビタミンCが入っていないため、鉄の吸収率も低くなってしまいます。


プロの辛口評価

ビタミンCを別途食事で補う必要があります。


価格と内容量の妥当性

定期購入で3,110円(税込み)です。メインの原材料を食物繊維(難消化性デキストリン)にして、賦形剤を減らせているのは良いですが、野菜や果物などの自然素材は何も使われていません。葉酸の種類も安価で製造できる合成葉酸です。それを考えると、やや高い感は否めません。

なお、定期購入の場合は「カムカム-junsui-(純粋)」というビタミンCサプリがついてきますが、初回のみのようです。これが毎月なら及第点になるのですが、残念です。


プロの辛口評価

原材料を考えると、あと1,000円くらい安くて良いかなと思います。

結論:販売会社が「マカ押し」で葉酸サプリの知識が弱い?

販売会社の株式会社ヤマノは、日本で初めて「マカ」を販売した会社で、主力商品は今もマカのようです。そのため、マカと違って葉酸サプリの販売ページでは製造工程や管理体制に関する情報が掲載されていなくて、製造管理の安全面やこだわりがよくわかりませんでした。葉酸サプリよりもマカのほうに愛情を注いでいる気がします。

実際、合成葉酸と喘息の関係について問い合わせてみたところ、「そのような医学的根拠は聞いたことがない」という回答が来たのは驚きました。

確かに「医学的」根拠はないかも知れませんが、検証実験のデータは存在しています。厚生労働省が合成葉酸の1日の耐容上限量を1日1,000mgに設定しているのは、このあたりのリスク対策でもあるのに「もしかして知らないのでは?」と感じる回答でした。

一方で、葉酸サプリ自体は「賦形剤の量を減らした」という中身のこだわりが見受けられました。主成分が難消化性デキストリン(食物繊維)になっていて、「栄養がある」とまでは言えませんが、「何の栄養もない賦形剤ではない」点は評価できます。

ただし、残念なのがビタミンCが配合されていないことです。鉄の吸収率の低下をカバーできませんし、葉酸を体内で活性型にするためには別途食事から同じタイミングで摂取する必要があります。

また、価格もちょっと高いと思います。ベルタ葉酸サプリ美的ヌーボプレミアムのように、多くの天然素材を使用しているのではなくて、大部分が「難消化性デキストリン」です。難消化性デキストリンはAmazonで400gを864円で買えてしまいます。それを考えると、あと1,000円は安くても良いのではないかと思います。

決して身体に害があるとか、添加物だらけという商品ではないのですが、「おすすめ!」と言えるにはもうひと押し必要な葉酸サプリでした。


葉酸サプリクラブ – サプリメントアドバイザーが辛口で評価